元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

コロナは変異しているが世界は変異に対応できるか?

 

ご存知かと思いますが、

中国でスタートした新型コロナウイルスはヨーロッパで変異し、

より強力なウイルスとなり、アメリカに感染しました。

 

日本でも3月中旬から下旬までの感染者&死者数と

4月に入ってからの数は、大きく変わっています。

 

3月は3連休で気が緩んだなどと言われていますが、

ヨーロッパから帰国した人からの感染が多くなり、

武漢コロナから、欧米コロナに推移した可能性が高いようです。

 

 

私が1月に書いた記事では、感染3000人、死者100名程度は

日本政府も想定内であろうと考えていました。

 

3月末で、ほぼその数字になり、そのまま暖かくなり沈静化すれば、

想定内で収まったところですが、欧米コロナによる新たな感染が始まり、

その数が増えたことで緊急事態宣言になったと考えられます。

 

3月末までと4月では別の感染と考えても良いと思います。

 

そんな中でも日本の感染率と死亡率や以前よりも増えていますが、

それでも欧米に比べると圧倒的に少ないと言えます。

 

その原因は何なのか?と考えているかたも多いと思います。

 

台湾、香港、韓国、日本などのアジア圏は被害が大きくありません。

 

もちろん、それぞれの国で徹底した対策をしたことも事実ですが、

それでもあまりにも差がありすぎるように思います。

 

ここからが、私の楽観的な仮説ですが、

既に感染した人が多数いるからではないでしょうか?

もしくはアジア人への効力が弱いのではないでしょうか?

 

中国とアジア圏の人は交流が盛んです。

 

日本も1月末までは自由に旅行ができましたし、

それまでに大量の中国人が日本はいたわけです。

 

すでに死亡率の低い武漢コロナに多くの人が感染し、

欧米コロナが入っても、感染しない、感染しにくい、

感染しても重症化しない(しにくい)という状況も考えられます。

 

 

武漢の惨状はご存知かと思いますが、

あの状況でも死亡者は5000人ほどのようです。

(実際の数字は分かりませんが、ひとつの目安です)

 

医療環境があれでも、その程度の被害であれば、

日本では大きな問題にはならないことは言うまでもありません。

 

つまり、死者100名程度で想定内だったわけです。

 

欧米コロナが到来しても、死者1000人には届かないでしょう。

あるとすれば、老院医療施設での集団感染などでしょうか。

 

 

また、最近の増加数では、新規感染者よりも退院者数が多くなっています。

 

ゴールデンウィークで気を緩めると

また増えますので我慢のタイミングですが、

このペースであれば、死者1000人は程遠く、

日経2万円という私以上に楽観的な人も多いようです。