元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

次に到来するショックが見えているか?

最近はテレビの視聴率が高いらしい。

誰もが暇でテレワークやら休業補償などで家にいる時間が長い。

実際のところ、テレワークできている人や休業補償の人は、給料が出るので不安が小さい。

先月末から、いろいろな支援制度が乱立しているが、混迷を極めていることは否めない。

直近では1人10万円が焦点ではあるが、たった1回の10万円は一時しのぎであり、それ以降の安堵ではない。

今日の10万円よりも、明日の給料を保証してもらう方が価値が高いのだが、それを理解している人は少ない。

大手の会社でテレワークをしている人。休業補償で6割の給料をもらっている人。

本気で戻る席があると思っていますか?

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コロナが収束しても、売り上げが回復するまでには時間がかかります。

それらの制度は無制限に支援されているわけではありません。

延長されることはあると思いますが、いつまでも出し続けることは無いでしょう。

経営者の目線で見れば、補助金がでるなら従うが、自前ならクビを切るのは当然のことです。

売上が回復しない会社で余剰人員を削除するのは当然のことです。

その人員カットで真っ先に目を付けられるのは誰ですか?

テレワークをしている人は冷静に自分の成果を毎日みてほしい。

チームで行っていた成果だったものから、個人の貢献度が明確になるということ。

そのデータは蓄積され、この先の評価になります。

誰かが書いた報告書や誰かの成果に乗っかることはできません。

また、あなたの仕事を誰かが修正していれば、あなたの仕事は評価が下がります。

会議に参加しただけで、参加しているような気分で仕事をしていた人は価値がないのです。

この程度であれば、自分は違うと思われることでしょう。

実際にそうであると良いのですが、売上が半分になったとき、一定数のリストラは覚悟すると思いますが、あなたはチームで何番目でしょうか?

米国では、すでに労働者の15%が失業しています。

日本では、米国ほど簡単にクビを切ることはできません。

しかし、リーマンショック以上であることは間違いないのですから、それ以上のリストラがあることは当然です。

まずは、アルバイト、非正規、正規社員と何名が対象となるのか考えてみてください。

もし、この記事を読んでも楽観視しているのであれば、その時点で会社で必要とされない人間です。

外出できずに暇な時間を過ごし、ゲームや昼寝をしているのであれば、明日のためにできることを探してください。

新しい分野の勉強することも良いですし、通信教育などであれば、コロナも関係ありません。

副業などを始めるのも良いでしょう。

私は暇な時間ができると何かをするためにこの時間ができたと考えます。

すぐに思いつかない場合でも、何かやらなければならないこと、やり残したことがあるのでは?と考えます。

優秀な人間ほど、仕事を与えなくても自分で仕事を見つけ、何かを始めています。

無能な人間は、暇な時間をぼーっと過ごします。

また、能力の高い上司は、優秀な人間の仕事を減らし、無能な人間に仕事を与えます。

無能な上司は、能力の高い人間がパンクするほどに仕事を与え、無能な人間をコントロールできません。

実に簡単に優秀な人間と無能な人間を分けることができます。

さあ、あなたはどちらですか?

この暇な時間は、何かをするために与えられたものだと思いませんか?