元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

世界は中国とコロナ訴訟で戦争を開始する

前回コロナウイルスについて、記事を書いたのが約2ヶ月前。

> 感染2000人で死亡100人程度であれば、想定の範囲内かと思います。

クルーズ船を除けば、死者数が半数を超え、感染者が私の想定に届きそうな状況になってきました。

これぐらいが上限値と見ていたと思いますが、ここ数日の東京を見ていると感染者数は2000人を超えることは間違いないでしょう。

欧州や北米からの旅行者がコロナを持ち帰るなど、怠慢な話も多く残念でなりません。

また、マスクが無いのが仕方がないとしても、東京ではトイレットペーパーや食料品がなくなるなど、民度が意外にも低いことが露呈し、これも残念でなりません。

死者100人という話は遠くはありませんので、時間の問題でしょう。

欧米があの状態ですので、死者100人を超えても政治家は余裕なのか、救済案も審議が進まず、商品券やら現金支給やらと本気で進める気がありません。

うがい手洗い&自粛要請と国民へのお願いばかりで、自分たちは何もしていないことに気づいているのでしょうか?

確定申告の延期程度はありましたが、ほかに国民に何かしてくれたことは何かありましたか?本当にお願いするだけで、ほとんど何もしていないとですよね?

その中で、一つの光明と言えば、富士フィルムの治療薬アビガンです。

治験が行われている様で、コロナへの効果や状況も公表される段階となり、一定の効果が期待できるということかと思います。

期待の粋を出ませんが、200万人分の備蓄があるとのことですので、日本で爆発的に死者が増えることは無いと思いたいところです。

むしろ、中国の薬品会社にライセンス提供しているとのことですので、中国の拡大が止まったのはアビガンの効果があるのかもしれないと思うのは私だけでしょうか?

また、アビガンを中国で製造しているようですので、その存在感を持っていかれる可能性があります。

下手をしたら似て非なるものですなどと開き直られる可能性もありますので、気を付けたいところです。

備蓄している薬を提供しろとは言いませんが、欧米にライセンス提供する意向を示すなり、日本の存在感をアピールすることも重要でしょう。

日本は救世主になるように出遅れない対応をしてほしいものです。

まあ、政治家には期待はできませんが・・・

トランプ大統領は、コロナウイルスのことを中国ウイルスと言っています。

想定できる未来ですが、ある程度の終息後(またはその前から)に損害賠償を求める動きが出てくるでしょう。

この損害はだれの責任なのか?を問うタイミングが必ず来ます。

その相手は、自分の国かもしれませんし、WHOかもしれませんし、中国かもしれません。

トランプ大統領の中国ウイルスと言う表現は、国として損害賠償を請求することを示唆しているまたは、責任追及をする意思があることを意味していると私は見ています。

そのため、トランプ大統領は中国ウイルスと言い続け、この問題の根源は中国であると言っているように思います。

そして、いつかのタイミングで責任追及の戦争がはじまるでしょう。

日本は死者数こそ少ない状況で堪えていますが、オリンピックの延期や旅行者の減少で大きな打撃を受けています。

その損害を請求することは当然の権利だと私は思いますし、中国の勢いを止めるには最良の機会でもあります。

どのような状態になるか分かりませんが、一つの戦争というものに発展しても不思議ではないでしょう。

世界中でこれだけの損害が出ているわけですから、中国が破たんするほどの損害額になることは言うまでもありません。

もしこれをそれぞれの国が負担するとしたならば、だれが負担するのでしょうか?

日本も現金給付やら商品券やらお魚券やら、配るという話もでています。

その原資は、そもそも税金です。

税金とは私たちが支払ったものであり、その(わずか)一部が戻ってくるだけの話です。

一人10万円などという数字もありますが、払った税金に比べれば、ほんのわずかな金額です。

政治家の皆さんは、そのお金はあなたが稼いだものではなく、国民のものであることを今一度理解してほしいものです。