元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

コロナ感染者が感染者をケアすれば良い

コロナの感染者が爆発的に増えています。

前回記事を書いた1週間ほど前に比べると

倍以上となっているのは驚きです。

ただ、マスメディアが発表する数字は一貫性がなく、

クルーズ号も入っていたり、チャーター便まで入れていることもあり、

正確な情報を知るには厚生労働省のページを見た方が良いでしょう。

こういう状況ですので、煽り報道は本当に止めてもらいたいものです。

3月末から、検査数がかなり増えています。

検査が増えれば、感染者が増えるのは言うまでもありません。

ある程度の状況は想定内と言うべきでしょう。

マスメディアに便乗して、今すぐ緊急事態宣言を出せなどという人もいますが、

軽々しく言うものではありません。

コロナの死者数よりも多くの自殺者が出るかもしれないのです。

緊急事態宣言よりもドクター中松のフェイスマスクを

医療関係者に無償配布する方がよっぽど価値があります。

さて、昨今の増加は院内感染が大きく影響していることは言うまでもありません。

病院での感染拡大は、病人への感染となりますので、

重篤または死亡のリスクが高まります。

4月5日までのデータですが、感染者で重篤な人は70名ほどでした。

感染者は、4000人などと言っていますが、重篤者は70名です。

他の3930名は軽症か無症状か、または確認中ということです。

このリアルなデータを見る限り、軽症者や無症状者が多数いますので、

観光客が減って困っているホテルやクルーズ船などに隔離し、

お互いで面倒を見ればよいだけの話です。

非感染者が、軽症者の面倒を見る必要はありません。

むしろ院内感染の危険が伴いますので、

非感染者と接触させることすら危険ということになります。

もちろん、重労働を強いるわけではありません。

容体が悪化してくれば、必要な場所に移動すれば良いだけです。

ご存知の通り、コロナウイルスの特徴は、大半が重篤化しないことです。

冷静に考えて下さい。感染者でも元気な人を病人として扱うべきでしょうか?

過酷な労働で疲労した感染していない医療関係者が、

その人たちの面倒を見るべきでしょうか?

医療崩壊を止めることは難しくありません。

誰もが分かっていることですが、今も街には相当数の感染者がいることでしょう。

表面的には、見えませんが、既知の10倍程度はいるかもしれません。

すでに感染しているか、していないかは大きな問題ではありません。

私も検査をしたら、実は感染しているということも考えられます。

今重要なことは、感染の有無ではなく、症状の有無です。

医療関係者が感染しても元気であれば、感染者のケアをすることは

おかしなことではないと私は考えています。

むしろ他の非感染者がケアするよりも対応は講じやすいと考えるべきでしょう。

もっと言えば、回復者は抗体ができたと考えられますので、

そういった方は、積極的にサポートをすることも良いでしょう。

もちろん、そうった方の健康チェックは重要であること言うまでもありません。

もし私が感染しても、元気であるならば、

そういった仕事を手伝わせてほしいと志願します。

隔離されて退屈な日々を過ごすなど気が狂いそうです。

コロナは発症しないことで危険だと思われるかもしれませんが、

逆を言えば、元気なうちは怖がる必要がないとも言えます。

そして、現在の死者数を見ても日本の医療技術は半端じゃありませんし、

期待される可能性のある薬も準備されているわけです。

不幸にも亡くなる方は、一定数いらっしゃると思いますが、

冷静に対処すれば、乗り越えられない問題ではありません。

以前も書きましたが、日本という国にとっては、大きなチャンスとなるかもしれません。

中国で発生したコロナウイルスが世界を壊したが、

救ったのは日本の医療と薬となる可能性もあるのです。

それは、世界中の歴史の教科書に大きく掲載される可能性の高い世界規模の事件です。

歴史という側面で見ると戦争の敗戦国というイメージが色濃いわけですから、

ここで大きく教科書を塗り替えるチャンスと見るべきではないでしょうか?

私がいつも言っている言葉です。

「成功者とはチャンスにチャレンジできた人」

問題は、チャンスのタイミングにチャレンジできる準備ができているか?です。

今の日本は準備ができていると私は期待しています。

さあ、さあ、さあ