元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

ヒラリークリントンはプレゼンが下手、民進のレンホーはド下手

落選したとは米大統領候補のプレゼンが下手なわけがない

そう思われる方は多いと思います。

選挙終了直後から、

知ったかぶりの後だし分析者が、

多数出ておりますので、

私もその一人とも言えますが、

以前から、ヒラリーのプレゼンが嫌いでした。

上手下手という話以前に嫌いです。

あのプレゼンは見ていて気分が悪くなります。

彼女に限らず、政治家は、

プレゼンが上手であることは間違いありません。

しかし、彼女は下手です。

どこが下手かと言いますとそのスタイルにあります。

ヒラリー氏のプレゼンは、

友達や知り合い、支援者に対して行っており、

反対派は中立派を説得するプレゼンかと言えば、

そうでは無いと見えます。

ヒラリー氏のアクションは、知人に向けている動きです。

想像するに著名な人物ですし、

周辺の支援者におだてられていたことでしょう。

そのため、まったく無知な人には、入ってこない

つまらないプレゼンになっています。

もし、何も知らずに彼女のプレゼンを聞いたら、

まったく価値を感じることができないでしょう。

クリントンというバックと知名度を加味して、

初めて今の価値がでているということです。

今回の大統領選では、

ヒラリー氏優勢と報道されておりましたので、

プレゼンにも慢心があったのかも知れません。

別の機会でプレゼンをすれば、

まったく違う一面もあるでしょう。

変わって、日本で有名な女性政治家と言えば、

蓮舫民進党代表と小池都知事でしょう。

対照的な二人ですが、プレゼンの質も正反対です。

小池氏は、元キャスターということもあり、

伝えたいことは伝えるが、

控えめなイメージが伝わってきます。

小池都知事を嫌う人は

少ないのではないかと思われます。

対する蓮舫氏のプレゼンは、

単に言いたいことを怒鳴っているだけの

本当に見苦しいものです。

そして、最悪なことに姿勢が悪いのです。

モデル出身ですので、姿勢が悪いわけはないのですが、

プレゼンの際は、顎を前に突き出し、前のめりの姿勢で

私のいうことを聞きなさいという雰囲気が全面に出ています。

女性初の首相などと持ち上げられていることは

容易に想像することができますし、

女性の支持を増やすことが目的でしょうが、

安易としか言いようがありません。

ヒステリーな女性は、男女どちらからも

嫌われる傾向にありますので、

もう少し落ち着いたプレゼンを心掛ける方が良いと思います。

当然のことですが、

私は彼らに直接お会いしたことがありません。

ここに書いたことも

彼らの人間性とは異なるかも知れません。

しかし、メディアから流れてくる彼らのプレゼンは、

私の眼にはこのように映ります。

最後にトランプ氏はプレゼンが上手なのかと言いますと

上手と言えるかもしれません。

これは、プレゼンが上手というよりも

話題を作ることが上手ということもあり、

メディアへのウケも良いです。

そもそも毒舌を期待されているわけですから、

きれいな言葉や落ち着いた雰囲気は似合いません。

プレゼン自体は、活舌が悪く、聞き取りにくいですし、

話し方が上手かと言えば、下手です。

では誰が上手かと言えば、

現大統領のオバマ氏です。

とても聞き取りやすい言葉で、

落ち着いた雰囲気で、分かりやすい内容で、

簡単なメッセージを分かりやすく伝えています。

当たり前のことのようで、

簡単にはできないことです。

プレゼンの関しては、こちらで詳しく解説していますので、

ご興味がありましたら、ご覧ください。

http://c.ioiv.net/?t=ma&cid=presen