元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

女性の胸は大きい方が良いのか?

事前に書きますが、今回の話はマーケティングの話です。

イギリスのブラショップでの看板が

侮辱しているという内容のニュースが掲載された

ブラのカップのアルファベッドで語呂合わせをしているシャレだが、

その内容が非難されているという。

一部を紹介します。

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「あなたのサイズはどれですか?

(A)=Almost Boobs. (胸と呼ぶにはギリギリ)

(B)=Barely there. (ほとんど胸なし)

(C)=Can't Complain! (サイズとしては過不足なし!)

(D)=Delicious! (美味しそう!)

(DD)=Double Delicious! (更に美味しそう!)

(E)=Enormous!! (デカすぎる!!)

(F)=Fake. (フェイク)

(G)=Get a reduction. (乳房縮小手術を受けましょう)

(H)=Help me, I’ve fallen and can’t get up! (助けて、胸が重くて起き上がれない!)

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以降も(L)まで続くが、興味のある方は元記事をどうぞ、

http://news.livedoor.com/article/detail/16109347/

日本語訳に若干の違和感はあるが、

内容的には、C,D,DD以外は否定となっている。

通販では、Eカップ以上は流通品が極端に減るため、

マーケット的に見てもB,C,Dあたりが

消費のボリュームゾーンであることは間違いない。

また、海外の女性を想像すれば、

Eカップ以上が肥満である可能性は高い。

> (G)=Get a reduction. (乳房縮小手術を受けましょう)

この日本語訳は手術というよりは、痩せろが正しいように思う。

さて、前置きが長くなったが、

女性の胸は大きい方が良いのか?

結論を言えば、胸の大きさは大きな問題ではない。

もちろん、一部の巨乳好きの男性もいるが、

胸の大きさなど、大多数は、それほど気にしていない。

知人がデブ好きと知ったときは、

こういった男もいるのかと驚いたが

世の中には、多様な趣味がある。

しかし、大多数の男性は、

胸の大きさなど気にしていないし、

どのくらいが、何カップなのかも分からない。

はっきり言えば、

女性がモテる要因は「顔」が圧倒的である。

顔の次はウエストであり、胸の大きさでは無い。

極端に言えば、胸の大きさなど、顔の前では、

100分の1以下の価値しか無い。

そんなことは無いと思われるかもしれないが、

実態はメディアに騙されていると私は思う。

テレビなどのマスメディアやアニメや映画など、

さまざまなところで、巨乳が優位のような表現があるが、

なぜ女性の胸が大きい方が、男性にモテると誘導がされるのか?

簡単な話であるが、メディアで放送できる箇所で、

卑猥な雰囲気がなく、綺麗な場所が胸というだけである。

はっきり言えば、テレビで使いやすい場所が胸というだけのこと。

だいぶ前の話だが、シブがき隊の本木雅弘氏が

「ふくらはぎに魅力を感じる」とテレビで言っていた。

これが「陰毛の濃さに魅力を感じる」という言葉は引くが、

「胸の大きさに魅力を感じる」ならば、言えそうである。

また、容姿に自身がない人でも胸が綺麗なら、

美人と対等になれるような雰囲気も作ることができる。

これは大きな効果である。

この記事は、単なる好みの問題だと思うかもしれないが、

大多数の男は胸の大きさを気にしていないことを知ったほうが良い。

マスメディアはいつでも自分たちに都合がよく

扱い易い情報を使っているだけであって、

それに踊らされてはいけない。

胸の大きさにコンプレックスを持つことなど

全く必要ないことを分かって欲しい。