元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

あなたは、なぜ生きているのか?

生きていることに疑問を抱くことは、誰にでもある。

事前に伝えておきたいことですが、

私は宗教を科学と考えている。

宗教を信仰することは悪いとは言わないが、

それを信じすぎることも考える必要があると思う。

それを踏まえて、なぜ生きているのか?を考えてほしい。

少なくとも子孫の反映というような

生物的な考えは人間には当てはまらないと考えている。

もし、この仮定が間違いであるならば、

人間に理性は必要ない。

子孫を反映するために子供を作り続けるように遺伝子を形成させれば良い。

実際のところ、人間は理性や知性が高く、

繁殖欲求よりも、それを優先させる人も多い。

私の考えは間違っているかもしれないが、

それでもひとつの考えであると思ってほしい。

人間は、欲求を満たすために生きている。

知られた言葉は、四苦八苦という言葉がある。

前の四苦は、

死ぬこと、老いること、病気になること、生きること

の4つ。

問題は、残りの4つ。

1.ほしいものが手にはいらないこと

2.好きな人を別れること

3.嫌いな人と出会うこと

4.心が思い通りにならないこと

この4つは、自分が拒否すれば、遠ざけることができる。

人との接触を拒めば、2と3は苦にならない。

1も欲を無くせば、それも苦にはならない。

しかし・・・4がどうしようも無い。

心が思い通りにならないために

1,2,3も拒否することができない。

欲しいものを見つけ、好きな人と出会うためには、

嫌いな人と出会うリスクがある。

そのために四苦八苦は、拒否しても苦になってしまう。

ビジネスの世界でも手詰まりという状況がある。

そんなときは、そこにどっぷり浸かることを考えて、

策略を考えるしか無い。

そこから逃げても逃げ切れるものでないなら、

その中で打開策を見つけるしか無い。

なぜ生きているのか?をもう一度、考えてほしい。

同じことを書くが、

人間は欲求を満たすために生きている。

どんなに綺麗事を言っても、心は思いで通りにならない。

欲しいものは欲しいし、嫌いなものには苦痛を感じる。

その心をコントロールすることはできない。

だからこそ、苦を受け入れて、欲求を貫くしか無い。

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もちろん、好きな女性を犯してでも欲求を満たせと言っているのではない。

欲求を満たすために全能力を尽くして、「快」を得るしか無い。

快とは何かは人それぞれ違うと思う。

家族で、私は平和な日常を生きていければ、それで十分である。

それが満たされている今は、特に苦を感じていない。

つまり、2の苦痛は未来にあることは知っている。

それでも良いと思っている。

なぜなら、今が「快」だからである。

これを読んでいる方も考えてほしいのです。

あなたの今、この瞬間は、苦では無く、快なのか?と。

私は、今以上を望んでいるが、今を壊したいとは思わない。

例えば、今と同じ仕事料で年収が倍になれば嬉しいが、

仕事が倍になったら、今の生活が壊れてしまう。

お金が増えることは好ましい。

お金があれば、心が癒やされることは知っている。

それでも、お金のために今の時間を犠牲にしても良いとは思わない。

人生を犠牲にせずにお金が増やせるなら

それに越したことはないが、世の中はそんなに甘くない。

ある程度の時間を費やして、

お金が増えるなら、その効率を考えて、

チャレンジするか、しないかを考える。

心は思い通りにならないから生きていることでもあると思う。

だから、思い通りにならない自分に素直に生きることではないだろうか?

素直に自分の気持ちにまっすぐに生きることが

苦を乗り切る力になるのでは無いかと思う。

もう一度書くが、宗教的なことではなく、

生きる上での気持ちとして、こんなことを考えている。

人生は限りある時間の中で、あなたは、なぜ生きているのか?

ずっと考えるとおかしくなるし、

答えが見つかるとも思っていないが、

それでも、たまには考えるべきことかと思う。