コトラーの戦略的マーケティングについて
マーケターであれば、必ず読んでいる。
私のブログのタイトルも
この戦略的マーケティングから頂いたものだ。
もちろんコトラー氏には遠く及ばないが、
気持ちは目指している。
本当に中身が充実している。
あまり中身のことを書くわけにはいかないが、
これだけの情報量で2200円は破格だと言える。
くだらないマーケティング本を買うなら、
絶対にこちらをオススメする。
350ページほどあるので、持ち歩くことは出来ないが、
文庫本サイズのエッセンスをまとめた本もある。
「コトラーを読む」日経文庫
860円で文庫本サイズなので、どこでも読める。
「なりきり」と書かれた例題があり、
分かり易くまとめられた本である。
これも悪くなかった。
いろいろな情報があるのだが、
奇抜な発想や突拍子も無いことが書かれているわけではない。
情報商材のコピーにあるような
１ヶ月で収入が１０倍になるとか、
そんなものでは無い。
極めて当たり前のことを
正確に分析し、正確な行動を行い、確実な結果を出す。
これだけのことである。
目先の利益だけでなく、市場を成長させる。
顧客の利益を理解し、顧客満足度を高める。
最適なものを最適な人にプロモーションする。
極めて当たり前のことである。
しかし、この当たり前を継続すること、
細かく分析し、適切な対応をすること、
簡単な様で極めて難しいことある。
このようにマーケティングとは花形の職業のようで、
本当に泥臭い仕事が多い。
メディア担当やイベント担当は目立つが、
それも多くの練習の中で作り出された結果であり、
多くのマーケターは地道な活動をしている。
データマイニングのようなバックエンドも経験したが、
本当に地味な作業である。
多くのマーケターは地道な作業で会社に貢献している。
世の中に有名なコピーライターが何人いるだろうか？
そもそもコピーライターの名前が出ることは無い。
皆が知っているコピーライターと言えば、
糸井重里氏ぐらいであろうか？
マーケティングとは、何なのか？
その答えもこの本にはあるのかも知れない。
マーケティングを勉強するなら、
