元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

ネットビジネスを加速させる重要な要素

ありがとう!

あなたは1年に何回くらい

ありがとうと言っているだろうか?

私を含め多くの人が驚くほど少ない。

少々宗教的な考え方になるが、

人間は一人では生きていけない。

人との交流の中で生きていく生き物である。

そのため、他人との交流が必要であり、

その交流の中でも最も必要な感情は

感謝することである。

多くの場合、人間が人間たるためには、

徳を積むことと感謝することが重要である。

これこそ正に宗教的な考え方であるが、

正しい宗教は、人間の生き方として間違っていない。

感謝をすることがビジネスでも

どのように有効なのだろうか?

あなたが誰かにプレゼントをあげたとする。

その人が感謝の言葉を返さないのであれば、

それはとても悲しいことである。

私であれば、二度とプレゼントしないと

心に誓うであろう。

同じように多くの人がプレゼントをしないはずである。

プレゼントをもらったら、感謝の気持ちを返すことで、

また、プレゼントが貰えるかも知れない。

サービス業の最高峰であるホストは、

お客へのプレゼントを絶対に欠かさない。

多くのお金を稼いでいるが、プレゼント代も高い。

もちろん、そのプレゼントは、お返しがメインである。

感謝の気持ちを伝えることで、

リピートが増えることを完全に理解している職業である。

逆にそこを希薄にすれば、リピートされない。

例えば、

店舗に立って、商品を売っていれば、

お客様に「ありがとう」と言う。

しかし、ネットの世界ではどうだろうか?

直接やりとりをしていれば、

多くの場合は、ありがとうが帰ってくる。

しかしネットの世界は、

ほとんど間接的な関係でしかない。

ブログを見て参考になったとき、

無料レポートを見て参考になったとき、

無料レポートを紹介してもらったとき、

アフィリエイターに商品を売った貰ったとき

被リンクが増えたとき

他にも様々な状況があり、

インターネットはこういった関連性の中で成り立っている。

冒頭で書いたように人間は交流の中で生きている。

同じようにインターネットも

交流なくして、自分が存続できるものではない。

直接的なありがとうを伝えることは、

難しいかも知れない。

ブログへの感謝のコメントであったり、

連絡先へのメールであったり、

方法はいくらでもある。

「ありがとう」と言われて怒る人はいない。

少なくとも心がこもっていれば、

怒られることは無い。

ありがとうを伝えることが

人間には必要であり、

ビジネスでも必要である。

私が知る限り、ありがとうを言わない成功者はいない。