元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

コロナが気づかせてくれたこと

悟りなどというと宗教的なことを思われるかもしれませんが、

私は宗教を科学や心理学と考えていますので、

オカルト的な話をするつもりはありません。

15年前に感じた一つ目の悟り(気づき)については、

またの機会に書くことにして、

今回は、先日の気づきについて、お伝えします

気づきを感じるタイミングは、

自分が我の無い状態なったときだと思います。

マインドフルネスなども同じ状態を作り出そうとする行為ですが、

もっと、完全に我を消した状態ではないかと思います。

他の言い方をすると自然と一体になる、完全に調和する、

植物のようなイメージとなるなどでしょうか、

言葉では伝えにくい状態ですが、僧侶が修行する理由も同じです。

その状態になったときに我の無い自分の心に

物事の心理が見えることが気づきと思っています。

※あくまで私の感じ方であり、別の状態もあると思います。

ではそこで、何を気づいたのか?

病気になるのは、休むべきタイミングだからという考え方があります。

それ以上無理をすると危険なので、病気になり休む必要を知らせてくれるというものです。

私は、何か忘れていることがある、やるべきことがあるから、

それを気づかせるために、この暇な時間ができたと考えます。

物事には原因があり、道理があり、道筋があります。

新型コロナによる感染が拡大してから、

多くの人が現在の問題点に気づいたことでしょう。

もし、のほほんとゲームをしたり、テレビをみているだけの

毎日を過ごしているなら、今すぐに現状の問題点を探してみましょう。

分かりやすいところで、医療崩壊があります。

現在の医療は、健康な年寄に大量の薬を与え、

弱った年寄には、呼吸器と点滴で延命させ、

社会保険を搾取する医療ビジネスが主流です。

コロナの拡大でベッドが足りないなどと言いますが、

年寄が寿命を全うし、逝くことができれば、大量のベッドがあきます。

単にベッドが空けば良いという話ではありませんが、

医療ビジネスは転換期に来ているということです。

医師会などのお偉方が医療崩壊と騒いでいますが、

自らの責任でもあることを自覚してほしいものです。

そこらの一般人でも1月にはコロナの危機は知っていましたが、

3か月以上も何をしていたのでしょうか?

政府だけに文句をいうような話ではありません。

間違いなく組織で力を持っている人たちが、

己の利益だけを追求した結果が今の現状を生み出したのです。

医療だけでなく多くの現場が、

最前線の努力だけで成り立っています。

ご存知の通り、国政もグダグダが続いており、

予算を決めるだけで、どこまで先延ばしにするのでしょうか?

(多分この記事がアップされることには成立していると信じたい)

決まるのが早いのは、貸付と猶予がほとんどです。

それはあまり意味がないのです。

ウシジマ君的に言えば、ジャンプしているだけで、

負担は後から大きくなって帰ってくるだけです。

1月、2月に桜や森友などの全く価値の無い問答で時間を浪費し、

与党の対応が遅いとは、どの口がいうのでしょうか?

もし、この混乱に北や中が攻撃を仕掛けて来たら、

この決定スピードで国民は守られるのでしょうか?

日本の医療制度や医療体制では、

どこまで社会保険料を上げれば良いのでしょうか?

社会構造から、学校や近所のこと、マスクのこと、

家庭環境、スーパーへの買い物程度のことですら、

ままならない現状があります。

盤石と思っていた日本のインフラが

こんなにも弱いことに気づいた人は多いでしょう。

そして、多くの場所で、

最前線の努力のみによって支えられていたことに気づいたはずです。

別の場所では、コロナによる自粛が功を奏したのか分かりませんが、

北極のオゾンホールが消えたそうです。

また温暖化ガスの排出量も激減しており、

地球を浄化するためだったとも考えられます。

このまま、何も気づかない、何も学ばない、何も対策をしないのであれば、

本当の意味で、コロナが収束する日がこないのでは?と不安に感じます。

それが原因と道理と道筋ではないかと気づいたということです。

気づいたのであれば、それは第一歩です。

何かに気づけば、何ができるかを考えることができます。

気づかなければ、何も変わりません。