元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

ゲリラ・マーケティングを知っているか?

ゲリラ・マーケティングは、レビンソンであり、

その業界ではカリスマ的な存在であると

ゲリラ・マーケティング進化論には

書いてある。

かなり充実した内容で、

最後まで読むことが出来たが、

少々くどい感じもする。

そもそもマーケティングとは

地道な活動でネチネチと攻め続けることを

思い出させてくれる。

ホプキンス or オグルビィ?の書籍に

ダイレクトメールは20回送る。

1年後に注文が来る。

などと書いてある。

ジャパネット高田の高田社長は

7回見ると買う気持ちが最高潮になるとも言っている。

本題のゲリラマーケティングだが、

深層心理への問いかけがメインである。

見込み客の心に常に意識を持たせて

深層心理へ深く刻んでいく。

このような方法をじわじわと進めることで

消費者の意識を買えることができる。

いわいる洗脳と同じである。

青い象の話が有名だが、

青い象を想像しないで下さい。

青い象を想像しないで下さい。

と言うと、思わず想像してしまう。

この先を読まないで下さいと書いても

必ずその下を読んでしまう。

絶対にクリックしないで下さい。

とても危険な情報があります。

と書いておけば、クリック率は上がる。

すぐにアクションを起こさせない。

例えば、車に乗っているときに不満なことはありませんか?

このような質問は普通である。

答えは「特に無い」

車に乗っているときに臭いと感じたことはありませんか?

こういう質問なら、考えてしまう。

考えてから「大丈夫」

この違いは大きい。

この用にストレートに返事ができない質問をぶつける。

もちろん1回では無い。

繰り返し、繰り返し、質問をする。

最近タクシーに乗りましたか?そのときの臭いは?

電車で臭いが気になることはありませんか?

80%以上の車は持ち主には分からない悪臭あるようです。

車に最適な芳香剤は、どんな香りでしょうか?

車の臭いは雑菌が原因ですが、最も生息している場所は?

車の消臭剤を使っている人は70%以上です。

しかし除菌を行っている人は10%以下です。

消臭だけで除菌をしないっておかしいと思いませんか?

最新の除菌&消臭剤は○○と○○成分で、○○が○○です。

お得意様限定で○○をお試し頂けます。

今なら○○をつけて、19,800円です。

これからの車は、永久消臭&永久除菌でいつも清潔

お得意様限定のため、先着1000名様とさせて頂きます。

さて、クドクドと書きましたが、

ひとつのレターでこんなに質問せず、

タイミングを考え、ステップメールのように

相手を洗脳していきます。

メインは別のもので、

このような売り込みを数回に1回ペースで

実施することもあるでしょう。

今のあなたは、車の消臭&除菌について

どのように感じますか?

車の中は、予想以上に不潔な環境です。

タクシーのように毎日清掃していても、

内部にはたまった雑菌があります。

これらを除去することは難しく、

拭き掃除では綺麗に落とせません。

永久消臭&永久除菌を検討してみては如何でしょうか?

今なら○○がついて19,800円です。

ここまでがレターです。

ここに商品説明のボタンがあったら、

何人の方がそのボタンを押すだろうか?

実際の商品説明は入れていないため、

この時点で購入を決意することはできないが、

興味を持ったはず。

この先にある商品が優れていれば、

それなりに売れるはずである。

今のこのレターを読む前は、

車の話など考えても無かったと思うが、

ここまで話をクドクドすると

こういう気分にもなる。

この程度の文章でも

クリック率5%は出せると思う。

まあ見直せば10%は行くだろう