元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

あなたは、あなたの決定によって今がある

うまくいかないときに2つのことを考える。

自分に責任があるのか?

自分以外に責任があるのか?

どちらが正しいとは言わないが、

後者に近い人は優秀とは言えない。

小さい子供が「○○ちゃんが言ったから・・・」

というような言い訳をする。

大人が同じことを言ったらバカだと思うだろう。

しかし多くの場合はそういうことを言う。

そこで必要なことは情報を適切に持つことである。

詐欺師からすれば、無知ほどだましやすい人はいない。

多くの場合、1台30万のパソコンが必要だと思えない。

しかし、電気屋さんに30万のパソコンしかなければ、

知らない人はそれを買うだけのことである。

もしあなたが、その店に騙されたと思うのであれば、

それは大きな間違いである。

もし、お店の人があなたの財布を盗み、

30万円を奪ったのであれば、

それは犯罪であり、騙したというレベルでは無い。

無知なあなたが買うことを承諾したから、

お金を支払ったのだと思う。

つまり、決断したのは、

あなた自身であり、

強盗にあったわけでは無い。

どんなにうまい口調で売り込みをされても、

買うと判断したのは、あなたである。

たとえそこにウソがあったとしても

それに気づかなかったのは、

あなたが無知だからである。

あなたは産まれてから、全てとは言わないが、

物心ついて、自我が強くなれば、

ほとんどのことは自分で決断する。

親と同居していれば、

夕食のメニューが決まっているかも知れないが、

進学や就職は自分で選択できるはず。

もし、由緒ある名店を引き継ぐことを命令されても

それを拒否する権利があなたにはある。

全てを捨てる覚悟があれば、

それも可能なことである。

親が決めた幼稚園に入ったのは

拒否することができないかも知れないが、

親が決めた大学に入ったと思うなら、

それは大きな間違いである

十分に自分で判断できる状況にある。

つまり、現在の自分は

全て自分で出した決断の集大成である。

考えることは他人の責任ではないということ

判断が間違ったこともあるだろう。

言いなりで決めたことが間違っていることもある。

それらを全て含めて自分自身である。

今日の決断が明日の自分を作っているということ

金泉勇次