ビジネスの状況を棚卸する
期末になれば棚卸をします。
会計のために必要だと言えばその通りですが、
状況や成果を確認する上でも
重要な業務です。
それは、個人のビジネスでも適用できます。
つまり、自分のビジネスの状況を棚卸してみることです。
コンサルタントという職種の人がいますが、
基本的には、この棚卸をすることから始めます。
いわいる調査とかヒアリングと言われるものです。
あなたのビジネスでも考えて下さい。
まず、取り組んでいることを明記します。
ブログがある、メルマガを発行している、
などなど、
もっと細かく○○の広告を出しているなどと
詳細に書き出していっても良いと思います。
それに対して、成果を明確化します。
まずは収入です。お金がいくら儲かっているのか、
○○の広告から、毎月1万円、○○の広告が、毎月5千円など
お金を中心とした成果から、
メルマガ読者が毎月100人増えた、
アクセスが毎日100人になったなど
直接お金ではないものも含まれます。
もうひとつ整理すべき内容が、資産です。
一番簡単な資産は、メルマガ読者の数です。
○○人増えたではなく、登録者は何人か?という数です。
そのメルマガユーザーはあなたの資産であり、
あなたがメールを出せば、読んでくれる方々です。
他の資産がキーワードです。
PPC広告などでは分かりやすいと思いますが、
競合が少なく、誘導しやすく、単価の安いキーワードを
知っていることは大きな資産です。
資産の中には有形で無いものもあります。
それは、あなたの能力です。
英語が堪能である、プログラム開発ができる、
キー入力が速い、イラストがかける、しゃべりがうまい
などなど、どのような能力でもあなたの資産です。
最後に仲間です。
協力してくれる仲間がいる、
賛同してくれるメンターがいる、
○○に詳しい友人がいる、
このような仲間も強力な資産です。
これで、
・ 現在実行していること
・ それに伴う成果
・ 蓄積されている資産
が明確になりました。
この時点で多くの欠点が見えてきたと思います。
成果が出ているもの、
成果が蓄積されているもの
時間を浪費しているもの
利益率の高いもの
などなど、
たったこれだけ情報を整理しただけでも、
ビジネスの可能性は格段に上がります。
こういった棚卸作業は、コンサルティングと称して
お金をとることができます。
しかしながら、この程度のことは、
自分でも行うことができます。
「実施したこと、その結果、そして資産」
この3つを文面にしてみるだけの事です。
思わぬところにビジネスのチャンスがあるかも知れません
金泉勇次