元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

貧乏な人を救いたいか?

ボランティア活動をしているひとであれば、

海外の貧しい国の現実を知っているだろう。

食料が足りず、死んでいく子供達。

スラム街で生活する子供達。

しかし、それは関係ない話である。

こんな書き方をすると冷たい人間だと

思われるかも知れないが、

それを気にして生きているなら不幸な人である。

世の中にどんなに貧しい人がいても、

あなたには関係ない話である。

戦後の日本も貧しい時代があった。

それを乗り越えたのは、

国民の力であり、みんなが努力した結果である。

その貧しい時代を教訓に

食べ物を粗末にしてはいけないと思うが、

自分が食べることは別の話である。

世界の貧困な国で飢えに苦しむ子供達がいても、

あなたが気にすることは無い。

あなたはあなたの食事をするべきである。

そして、本当に世界の貧困を救いたいのであれば、

今の食事のことなど気にせず、

もっと大金持ちになって、

そういった貧しい国に学校や病院を作ることである。

あなたが貧しい生活をすることで、

貧しい国が変わるわけでもない。

ちょっとやそっとのお金では、

海外に学校を作ることはできない。

もちろんそれを維持することもできない。

あなたが粗食であったとしても

飢えに苦しむ子供が減ることは無い。

お金を稼ぐことは正しいことである。

あなたが手にするお金は、

あんたの権利である。

あなたはそのお金を押入れにしまいこまず、

マーケットに解放することで、

お金は巡回し、飢えに苦しむ子供にも届く。

どんなにあなたがお金を節約しても、

貧しい国では何も変わらない。

むしろ、お金を稼ぎ、お金を使い、

経済を活性化させることで、

ボランティア団体や企業の慈善事業が活発化し、

貧しい国にも良い影響となる。

誤解しないでほしいことは、

食べ物を粗末にしてはいけないし、

貧しい国のことを知ることも必要である。

こういったことを否定しているわけではない。

人間として、道徳心として、必要なことである。

だからといって、自分も貧しい生活をすることは

まったく間違っているということ。

世の中の貧しい人を救いたいのであれば、

お金を稼いで、お金を使うべきである。

あなたにできることは、

貧しい人のことを考えて、

貧しい生活をすることではない。

お金を稼いで、お金を使うことである。