元外資系マーケッターが語る戦略的マーケティング

元外資系マーケッター金泉勇次のブログ。中小企業、個人事業主、副業の学生や主婦までをサポートするビジネス・マーケティング・アドバイザーです。

広告のスタイル

Youtubeがインターネットの動画を進化させた

これはだれも異存が無いだろう。

それに同時に動画広告が注目されている

これは回線が太くなったことにより、

動画を見ることにストレスを感じなくなった

これが大きな要因だと思う。

とはいうものの

私のオフィスは3MbpsのADSLである。

不自由しているといえば、そう思うときもあるが、

ほとんどのストレスを感じることは無い。

動画の広告はテレビCMとは違う。

テレビのように15秒、30秒という時間に制約は無い。

また、テレビショッピングのような

大衆向けである必要性も無い。

何を言っているのか分かるだろうか?

そもそもインターネットの広告は

ターゲットを絞ることができる。

例えば、年齢層や性別を指定できる。

コンテンツマッチインタレストマッチがそれである。

もっと多くの情報を持てば、

年収や職業、趣味なども含めて

合致した広告が出せるようになる。

Mixiなどで行動を追いかければ、

その人の特性を予測することができるだろう。

そしてセグメントに分けることも不可能では無い。

そのセグメントに適した広告を出すことが今後の課題である。

しかし、ミートした広告でなければ意味がない。

また、売り込みを感じればガードが固くなる。

年齢と性別と所得と・・・

そういった条件を見てプッシュする魅力あるアプローチが必要である。

今までのインターネット広告はプルが多く、プッシュが少ない

来た人に見てもらうのではなく、

ターゲットに見せる広告を作るべきである。

従来のプッシュ広告といえば、スパムに近いメールである。

メールの90%ゴミ箱に直行しているが、

それでも、ゴミは増え続ける。

インフラはゴミの移動に大きな負荷を感じているはずである。

ここで必要なことは、

メールによるプッシュはゴミであるということ

90%はゴミ箱直行である。

どこでも会員登録すると広告が送られてくる。

我が家のスパムフィルタは何でもかんでもスパムにする。

そのおかげで私は迷惑メールを見ることもないが、

必要なメールもたまに消されてしまう。

もちろんゴミ用のメールアドレスとそれ以外は分けている。

では、スパムメール以外にプッシュする方法は無いのか?

私が記事を書いている http://無料講座.jp/ はいろいろなカテゴリから、

無料メール講座を申し込み、その中で宣伝を入れている。

もちろん全てでは無いが、広告用の講座がある。

つまり、広告は広告では無いということになり、

広告を見るために読者は申し込む仕組みがある。

センスの良い人はこの意味が分かると思うが、

すでに広告とは該当のポスターや看板、

テレビCMやラジオCMなどとは違うのである。

雑誌などには記事だか広告だかわからないものがある。

もちろんよくできた広告だが、記事では無い。

私は記事が中心で広告を入れるべきと考える。

他人のメルマガを読んでいると

センスのある人は、シナリオがあり、

誘導させる仕組みができている。

無料レポートや商材を並べただけでなく、

ストーリーがあり、情報を適切に出し、ゴールに向かっている。

動画もメルマガも広告は広告ではなく、

コンテンツであることが重要であり、

読んだ読者がガッカリしない内容にする必要がある

金泉勇次